Category Archives: 日本語

【忖度】

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「そういえば『忖度』って英語にしなきゃいけない状況になったらどう訳そうかな」
とふと思い、
「いや、待って、『忖度』ってそもそもは?」
と改めて「忖度」の意味を調べてみた所、

他人の心をおしはかること(デジタル大辞泉)

とのこと。

でも最近ニュースで(=政治の世界で?)使われてるのってこの意味からは少し発展してる気がします。「忖度」って「他人の気持ちを察して”先回りして行動する”」という感じで使われてるのでは?と感じてます。

で、とにかく、辞書的な意味からは離れちゃうけどここ最近ニュースで取り上げられてることを英語で誰かに説明するとして、「忖度する」の部分は

– take someone’s intention into consideration (穏やか目に)
– (take action) according to (based on) the silent order from their boss(かなり嫌味に)
と、僕ならいうかなあと思いました。もっと調べたらもっといいのが思いつくかもしれないけど。

ラクタン

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大学で教えていると、最近の若者事情に少しだけ詳しくなります。

欠席回数がわりと多い学生から、メッセージで。

メッセージのやりとり数往復後、
「僕、落単ですか?!」

コンテクストから

「僕はこの授業の単位を落とすことになるのですか?」
だとわかるけど「落単」てはじめて聞いた−。
(これ、もし文字でのやりとりじゃなくて音声で「ラクタン」って聞いてたら理解できたかなあ。。。)

ちなみに別の大学に通う学生と話をするチャンスがあったので、「落単」って使うかどうか尋ねてみたところ、使わない、とのこと。でも、ググるとわりと出てくるので、僕の行っている大学だけで流通している言葉ではないようなんですけどね。

今日の翻訳中に発生した変換ミス事案。

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今日の翻訳中に発生した変換ミス事案。
(モノを製造する会社について書かれている文章で)

「血管のある製品に顧客は怒っており」

そりゃ怒るよね、怖いよね。

「釈放」と「解放」の違い

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「釈放」と「解放」の違い↓

釈放:「特に,被疑者・被告人・在監者の拘禁を解くこと。」

    とあるように法的根拠によって行われた拘禁を解除すること。
解放:「からだや心の束縛や制限を取り除いて自由にすること」
    とあるように法律うんぬんは関係無い。
参考(http://www.weblio.jp/content/釈放
   http://www.weblio.jp/content/解放)

で、ニュースではどう使い分けられているかに注意してみようと思う。

※ところで「解放」「開放」も変換ミス要注意だね。

“ファイル”は「やすり」&「紙まとめ」

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今日の英語&ドイツ語

日:やすり

英:file 「ファイル」
独:(die) Feile 「ファイレ」

****

Online Etymology Dictionary(オンライン語源辞典) によると、「やすり」の意味では、そもそもはゲルマンの語源みたい。
ということでドイツ語とそっくりなんですね。

“ファイル”は「やすり」&「紙まとめ」??

どういう関連??

で、よく使う方の”ファイル”(紙をまとめておく)の方は

Online Etymology Dictionaryによると、フランス語起源とのこと。

ラテン系であるフランス語とゲルマン系であるドイツ語(など)を取り入れてる英語だけど、

こんなにドンピシャに、ラテン起源の単語とゲルマン起源の単語が同じスペル&発音ってことがあるんだねえ。。
一つのサイトしかみてないし、専門書を調べてもないのでなんともいえないけど。。

こと|「予定」、「必然」、「命令」

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さっきテレビで見たフレーズ。
何か(忘れた)のCMで、女性が古風な感じで

「●●してくれませんこと?」

そういやこの「こと」ってなに。どう説明したらいいのか。

『大辞林』をみたけど、すっきりるものはなく、あまり期待しないで

ウィクショナリーを見てみたところ、それらしきものが。

このページ。

”予定、必然や軽い命令を表す。

   プールで泳ぐことにしよう。
   遅刻した者を待つことはない。
   あらかじめ警察に届け出ることとする。
   宿題を忘れた者は立つこと。”

「予定」、「必然」、「命令」が同じ表現って英語の “be to do” と同じじゃん。

ようするに、「(少なくとも話者にとっての)確実な未来」ってことですよね。

なんだ英語と日本語、にてることあるねえ、とこういう発見、楽しー。

ぐれる

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車のCDプレーヤーが調子悪くなって以来、運転中はラジオをよく聞きます。

この前聞いてた番組で、加山雄三が主演を努めた

『独立愚連隊西へ』
という映画のテーマソングが紹介されてました。

で、ふと思いついたのですが:

「ぐれる」って「愚連隊」が語源??

これすごい気づきかも!!と一人喜んだんですが、違うみたい。。

「はまぐり」をひっくりかえした「ぐりはま=ぐれはま」からきてて、
ひっくり返した貝どうしは噛み合ないから、ちぐはぐなことを表すのに
「ぐれはま」の前半だけとって、「ぐれる」というようになったらしいです。
江戸時代にはもうあった言葉みたいですね(使い方や微妙なニュアンスはちがうかもですが)。

しかも「愚連隊」は「ぐれる」が元みたいです。なーんだ。

参考サイト

語源由来辞典
http://gogen-allguide.com/ku/gureru.html

Wikipedia「愚連隊」

http://ja.wikipedia.org/wiki/愚連隊

沖縄言葉観察|「しに」

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観光施設のソフトクリームのスタンド付近で聞こえてきちゃった
おそらく十代の女の子たちの会話より。

想像だけど、ソフトクリームスタンドでバイトしてる女の子のところに

地元の友だちが遊びに(しゃべりに)来てたのかな。

あれがおいしいこれがおいしい、と食べ物の話の流れで

「ココストアのクロワッサン・ドーナツ、しにうまいわけー」

=「ココストアのクロワッサン・ドーナツがちょーおいしいのよぉ」
(クロワッサンドーナツがおいしいということを紹介している)

「しに」。別の場所で地元の人に尋ねてみたところ、やはり想像通り

「とても」の意味の若者言葉らしい。
なので当然、フレーズ全体としては「しに」の部分を強調して。

*******

今回は文脈でわかったけど、単独で「しに」だけ聞いても意味は想像つかないよなー。

「ましょう」

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やはり「ましょう」がきになります。

沖縄でお店の人に何かを尋ねたりお願いしたりした時の、

1. 「では見てみましょう」
2. 「それこちらでお預かりしましょう」
などなど、「ます」+「う」という助動詞の標準語での使い方との違いが大変面白い!

*******

1. は僕が那覇市内の本屋さんで、「おきなわいちば」という雑誌のバックナンバーがおいてあるかを
尋ねた時の店員さんの一言でした。

そうですね、例えば福岡でだったら「では見てみますね」かなあ。

*******

2. は空港の手荷物検査場で、僕がうっかり携帯を手に持ったまま
金属探知機をくぐろうとしたときの係員さんの一言。

自分だったら「それこちらでお預かりします」ですよね。

******

「めんそーれ」みたいにあきらかに方言なのもそれはそれで興味深いんですが、
こういう標準語にもあるのに使い方がほんのちょっとだけ違う
って表現、おもしろいです。
おもいっきり語彙も異なっちゃう方言ならすでに語源とか調べられてるんだろうけど、
このような、標準語にもあるけど、ってのは、どういう過程でそういう進化を遂げたのでしょうね。
やはり”ダーウィンのガラパゴス”みたいなもんかな。

沖縄方言の気付き。

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言葉マニアとしては当然、沖縄方言が気になってます。

【やっときましょうね〜】

=「(私が)やっておきます」

私がやります、の意味なんですが、「〜しょう」の部分で「え?僕と一緒に?」とちょっと思ってしましますが、

これは相手に任せて大丈夫、ということのようです。
フレーズ全体の高低としては「と」の部分のみが高く。

【だからさあ】

=「そうなのよー」(相手が自分の考えと同じ趣旨の発言をした時の相槌。「そうそう!!」みたいな)
Becauseの意味ではないので、この次に話は続かないのであれ?
と思っちゃいますが、これで終わりとのこと。
フレーズ全体の高低としては「か」の部分のみが高く。

***

こうやっていろいろ気にしながら聞いてて気がついたんですが、
僕が聞いた限り、沖縄方言は、カ行の音が強い、硬い(=有気音っぽい)ようです。
関西もかなりカ行の k の音が強いと思いますが(例:「きみ、あかんでそれ」の「き」や「か」)、
沖縄のは空気よりも、その直前に小さいツが入るみたいな。あくまで、「みたいな」。
・・・のように聞こえます。
「やっとっきましょうね」とまで強くすると実態とはかけ離れてしまいますが、
決して鼻にかかることはない、という感じです。

引き続き気にしてみます。

高低アクセントで言い分ける

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山口県滞在中。
訪問前に調べた(といってもWiki)情報では
「山口弁では、県名は共通語と同じ「やぐち」、市名は「まぐち」とアクセントによる区別がある(後ろに「県」や「市」など接尾語が付く場合は、どちらも共通語と同じアクセントになる)。」
とあって、うそおおおお??といぶかってました。

で、本日山口県にやってきて、地元の人にこの件尋ねてみたら、苦笑いしながら

「まあ、そうですねえ。。。」との返事。根も葉もないことではないらしい!!

同じ音の言葉を高低アクセントで言い分けるのは、たとえば「ハシ(橋/箸)」「アメ(雨/飴)」が有名だけど、

同じ言葉でこんな言い分けがあるとは!!!
いやー、日本語、いろいろありますね。

いまだに

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「こっちの方が3万円少ないんですよお」

と会社で先輩に説明してる時に、「3万円少ない」の部分が無意識に

「さん まん えん す く な い」

「低    高    低    高 低 低 低」

という関西イントネーションになっちゃって、自分でも驚いた。今では普段はきれいに地元ネイティブの言葉で喋ってるんですが、ふとした拍子に出ちゃうこと、たまにあります。これまでに6年半しか、関西には住んだことないのにいまだに関西のことばが無意識に出ちゃうとはよほど影響力/波及力(「感染力」と書こうかと思ったけどやめとく)が強い言葉なのかなあと改めて実感した次第です。関西在住時期が18歳から23歳という時期だったから、とか、在住時には人に説明する仕事してたから、説明するときは自然にスイッチが入っちゃうとかも考えられるけど、にしてもこの残り具合はすごいなあと。関西の人と仕事で電話で話してる時はつられちゃうのは前からそうだけど、今日のは一人で、ですもんね。

この他、無意識に切り替わっちゃう僕の関西スイッチは、会話のキーフレーズに関西の地名が入ってるとか、大学時代によく使った言葉(”単位”とか”卒論(もちろん「低高低」で)”とかもあるみたい、と自分では分析してます。

 

言語切り替えスイッチ

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つい最近、聞きに行った講演での話。

その演者の50代の女性は、プロフィールによると高校までを関西で過ごし、大学入学から現在まで東京に住んでます。

まあ、お家の環境もあるのかもだし、やはり東京での生活が長いからか、話す日本語にはまったく関西の特徴はなく、

でも東日本の人の日本語の感じもしなくて、中庸な西日本の言葉だなあと思ってました。

ところが中盤、数字がたくさん出てくる話題になったとき、僕は聞き逃さなかった。

例えば、だけど「32」が「サンジュウニ」ではなく「サンジュウニイ」になって高低もこころもち派手に。

「ヨンセンナナヒャク」は「ヨン」は低く「ナナ」が高く。

で、あれ?あれ?と思ってるうちに数字はどんどん関西風に。さらにその数字が呼び水になったのか、

数字以外のところでもぽろぽろ上方の香りが立ち上り始めました。

結局、もちろん、完全に関西風に、ということにはならなかったけど、どうやら彼女の場合は

数字でスイッチが入っちゃったのでしょうね。

外国語にしろ方言にしろ、無意識に話す言葉を変えちゃう切り替えトリガーのようなものってやはりあるのでは、

と思った出来事でした。

蒼い海|五島旅行

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Filed under 3. 旅行, 日本語

2010年9月4日。長崎県五島にて。小さな入江。

川のように細くなった湾では、浅いせいか、こんな色の水をよく見ました。蒼い海。

***

ところで「青」「蒼」「碧」の違いはなんだろうと思って漢和辞典を引いてみました。

青:あお。あおい。

蒼:1. 草のように青い。青黒い。 2. 草木が青々と茂っている。

碧:濃い青色。

ということで「蒼」はどちらかというとグリーンかな、と思います。

で残りの二つはブルー。ということで今日のタイトルは「蒼」の字を使いました。

日本語アクセント|国語辞典のアクセント数字

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Filed under 日本語
昨日、NHKのアナウンサーが
「『4月から』のときの『しがつ』は『高低低』ではなく『低高高』である」
というのを聞きました。
えーそうかいな、というのがその場での感想だったんだけど、気になるのでちょっと調べてみました。

「アクセント辞典」を買うほどのことでもないのでなんとかネットで調べられないものかと検索してみると、なんとあった。

どうやら辞書によるのですが、普通の国語辞典でアクセントが記されていることがあるらしいのです。

**** 教えてgooより引用 ******

(ネット辞書の)見出し語の右の辺りにある、小さい数字がアクセントを表します。

低い音をL、高い音をHで表すことにしますね。

0は、LHHHHHHH・・・ というアクセント。
1は、HLLLLLLL・・・ というアクセント。
2は、LHLLLLLL・・・ というアクセント。
3は、LHHLLLLL・・・ というアクセント。
4は、LHHHLLLL・・・ というアクセント。
ということです。

「水曜日」は3ですから、アクセントは LHHLL です。

「大名行列」は5ですから、LHHHHLLL です。
「名月」は1ですから、HLLL です。

******************************

なるほどー。

で、「4月」をエキサイト辞書で見てみる

つまり、やはり「低高高」であるということになります。

全部の単語にこのアクセント数字が付いてるわけじゃないけど、便利。
でもこの数字、覚えにくいな。
ゼロは置いとくとして、「何拍目の次から落ち始めるか」の数字、という解釈であってるかな?

電子辞書かiPhoneか

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Filed under ドイツ語, 日本語, 英語
独和、英和、和英、英英などが入った愛用の電子辞書が反応鈍くなってきました。
削除(1字もどる)が効かなかったり、効いたり、 f が効いたり効かなかったり。
その他、ボタンの反応が気分しだい。
5年くらい使ってるし、まあそろそろ替え頃か、と思わないでもないです。

で、ふと思ったんですがiPhoneをせっかく持ってるのだから電子辞書買わなくてもいいんじゃないかと。

せっかく毎日持ち歩くキカイに毎日持ち歩くキカイがすぽっと入ってしまうなら、それは便利だ。
しかもタッチパネルでスクロールとかはやいし。

でもでも、デメリットもありそうです。

確かにコンパクトになるのはいいけど、電子辞書よりは画面が小さくなる、ということはやはり一覧性が乏しくなるのか?
とか
今の電子辞書で便利に使ってる「スーパージャンプ」機能はどうなるんだ?
とかとか。

単純に値段だけでいうと、必要な辞書だけをiPhoneにダウンロードする方が安上がりなんですが、使い方(使いごこち)も犠牲にはできないのでしばらく検討してみます。

Nach mir die Sintflut|あとは野となれ山となれ

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Filed under ドイツ語, 日本語, 英語
『ドイツ語語源小辞典』をぱらぱらとめくっていて出会ったフレーズ。

Nach mir die Sintflut 「あとは野となれ山となれ」

(英語に直訳すると “After me the deluge” だけど普通は英語では”After us, the deluge”

というみたいですね)

+++ 以下 本に書いてあったことの受け売り +++

『創世記』に出てくる「ノアの洪水」は “Sündflut”
本当は「洪水」の  “Sünd-”  と 「罪」の “Sünd” は関係ないのだけど、民衆がこの二つの言葉を関連付けて
考えるようになってしまい、「罪」のイメージを避けるために「洪水」を “Sintflut” とするようになってしまったのだそうだ。
こういうことを「民衆語源」という。
++++++++++++++++++++++++++++++

確かに、「野/山」よりは「洪水」の方がこの慣用句の感じは出てる気がするけどなあ。でもなんで「野/山」なんだろ。

「民衆語源」て例えば他には「市立/私立」を「いちりつ/わたくしりつ」と読むとかそういうことも含まれる?

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筆(ひつ)|土地の単位

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Filed under 日本語
ウサギ→羽
イカ →杯
タンス→棹

などなど、ものの数え方はへーと思うことが多いですが、これ、知らなかった。

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ひつ【筆】

③田畑・宅地などの一区画。「分筆」
(広辞苑より)

*************

どういう語源なんだろ。

メネデール

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Filed under 5. 植物, 日本語
植物を植えた後には芽や根が良く出るように、肥料を与えたほうがよいとのこと。
こんな製品がある。

メネデール

「芽根出~る」のことだと思うが、「ネメデール」か「メネデール」か、覚えられないなあ。
(使い始めたばかりなので、まだ効果はわかりません。。。)

桃色大吉|太宰府天満宮

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Filed under 1. 日記, 日本語
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太宰府天満宮でおみくじ(今年初めて)引いたら大吉!
この神社のおみくじの紙の色は行く度に変わります。
六月には紫の紙だったような気がするのですが、季節に合わせてるのかなあ。

太宰府天満宮のおみくじには必ず和歌が書いてあります。
僕の大吉の歌は、この神社に祀られてる菅原道真のもの。

東風吹かば匂いおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ

「京都においてきちゃた梅の木さん、僕は遠く西国の太宰府に来ちゃったけど
東風がふいたらその花の香りを届けてくださいね。
僕がいないからといって春を忘れて花を咲かせないなんてことのないようにね。」

という歌を菅原道真が詠んだところ、その梅は一夜にして
都から太宰府まで飛んできた、という伝説があります。

社殿の向かって右に、その「飛梅(とびうめ)」は今でも生きてて
早春に白い花をつけます。

一月に(ちなみにこの日は中国の正月)
桃色の紙の大吉をひいて
この歌に歌われてる梅の木の前で
おみくじ読むのってかなりめでたい、と嬉しくなりました。

=== 文法 ====

な・・・そ  → ・・・するな(禁止)

*「・・・」の部分の活用は諸説あるようなので、割愛。

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