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Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

2010/02/14 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行 (Tags: , , ) |  4 Comments

もう5ヶ月も前のことですが、ドイツに行った時のこと。
2009年9月21日(月)
彫刻家の藤堂良門さんと、ケルン郊外にある ブラザークラウス野外礼拝堂(Bruder Klaus Kapelle)に行ってきました。スイス出身の建築家ピーター・ズントー(Peter Zumthor)(ドイツ語読みだと「ペーター・ツムトア」)によるこの礼拝堂は、そのデザイン、建築方法、建設に地元住民も関わったことなどで話題の作品。藤堂さんはすでに何度かここを訪れているそうで、「是非行くべき」とのこと。車で連れてってもらいました。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

デュッセルドルフからアウトバーンで1時間半くらい。南西の方向に進みます。ナビがあるのに迷いながらも到着。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

礼拝堂用の駐車場がありました。僕らの他に車は1台のみ。意外と人が少ない。トイレもありました。ちなみにこの”TOI TOI”の簡易トイレはドイツでよく見ます。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

日本でいうと「あぜみち」。畑のなかを歩いていきます。駐車場が遠いというのも設計の一部なのかな。歩いていくというのにも意味あるのかな。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

遠くに見えきた!グレーのコンクリートの、四角いの。が、しかし道は真っ直ぐではありません。左にまがります。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

道端にはアザミ。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

まだ咲いているものも。もうしばらく歩いたような気がするけど、礼拝堂は近くなる気がしません。見えてるのに。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

独: ZUR KAPELLE

英: TO THE CHAPEL
右に左に曲がりながら進みます。何もないからと言って、道はまっすぐではない。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

やっと正面に到着!この畑のただ中にこのシャープな形、しかもコンクリート色。存在感が強烈です。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

この礼拝堂の建築方法に驚きました。まず木材をすきまなくテント型に組み、室内の壁兼天井とします。その木材の上から50センチずつ、コンクリートを流し込んだのですが、この作業には住民も参加しながら1年ほどの時間が費やされました。そしてなんと、最後にその木材をコンクリートの壁から剥がすために炭焼きにしました。最後に焼いちゃうってところ、どうやったら思いつくんだろう。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

壁の黒い点は、明かり取りの穴。ガラス玉が埋め込まれてます。プラネタリウムみたいなのかな。さて中に入ってみようとドアに手をかけたものの、開きません。ドアの横には小さなプレートがあり、月曜は休みとのこと!今日は月曜日!礼拝堂に休みがあるとは。みんな月曜日だってお祈りはしたいんじゃないのか。ということで中は見られませんでした。またもう一度ここに来なさい、という思し召し、ということにします。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

明かり取りの穴から中を見てみたけど、よく見えない。中に入られないからぐるぐると周り何回もめぐりました。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

でもものすごく残念な悲しい気持ちにはなりませんでした。この景色のせいか。また来ればいい。そこにちょうど近所の人が犬の散歩に来てました。「どこから来たの?」と尋ねられたので「日本から」と答えると、今日が月曜であることに心底同情してくれて、この近くにあるバート・ミュンスター・アイフェル(Bad Münstereifel)という街に行くことを勧めてくれました。そこは中世の姿がそのまま残ってて、美し教会があるから、と。「ここから2キロくらいだから歩いていくといいよ」と向こうの方を指さしました。「その道を真っ直ぐ東に行って、大きな交差点にでたら右に曲がるとすぐだよ」。僕らはとにかくその街に行ってみることにしました。すでにちょっと歩いたし、散歩はもういいか、ということで車で行くことにして駐車場へ戻ります。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

予定外の中世の街も気になるけど、やはり月曜日なのが、あーあ。何度も振り返っちゃいます。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

駐車場も余計に遠く感じます。

Bruder Klaus Kapelle|ブラザークラウス野外礼拝堂|ドイツ旅行

もう秋の気配。まあいいや、また来ます。

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ところでその バート・ミュンスター・アイフェルですが、車で15分ほどかかりました。あの距離はドイツ人にとって散歩なのか。歩いて行かなくて良かった・・・

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I Love Köln|ドイツ旅行

2009/10/22 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  No Comments

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電車がケルン中央駅近づいたので、席を離れドアに向かった。

前を歩いていたのはこんなバッグを肩にかけたお姉さん。
愛している、と周囲に(僕に)アピールしながら降り立つケルン。
ケルンからも愛されますように!

甘い朝食|ドイツ旅行

2009/10/21 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  2 Comments

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2009年9月21日の朝食はこんなでした。この日はデュッセルドルフにいたのですが、

友人らと5人でライン川近くのカフェへ。もちろん、(ちょっと寒かったけど)屋外のテーブル。
僕は「甘い朝食」セット(Süßes Frühstück)を注文しました。
フルーツ載せヨーグルト、クロワッサン、レーズンパン、マーマレード、イチゴジャム、蜂蜜などなど、
これでもかって量でした。結局全部食べたんですがね。

カラフル葉っぱ|ドイツ旅行

2009/10/20 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  No Comments

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2009年9月19日。まだまだ旅行のときの話が続いてます。

この日は標高858メートルの山の上にいました。予期していたよりも秋は深くなかったんだけど、
それでもやはり秋のしるしはたくさん。カラフルな葉っぱを見つけました。

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虫に食われた?吸われた?

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同じ種類の葉っぱなのに、いろんなふうに紅葉するって不思議だ。

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針葉樹の生垣がナイスキャッチ。

ツヴィーベルクーヘンとノイアーズューサー|ドイツ旅行

2009/10/19 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  No Comments

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2009年9月19日、フライブルクの教会広場。広場に面してるレストランが屋台を出してました。

せっかく9月の下旬にドイツに来たんだからこの時期にしか味わえないものを、ということで
ノイアーズューサー(Neuer Süsser)!それとツヴィーベルクーヘン(Zwiebelkuchen)!

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ノイアーズューサーというのは白ワインの新酒です(どぶろくみたいなもん?)。発酵途中なので、炭酸しゅわしゅわです。

白ぶどうジュースがソーダになったアルコール飲料、という感じ。
フライブルクではノイアーズューサーとという名前ですが、ドイツ全体で見ると
フェーダーヴァイサー(Federweisser)という名前が割りと一般的のようです。
ほんっとジュースみたいにするする飲めちゃいます。
まな板の上のようなトレイに載ってるのはツヴィーベルクーヘンです。直訳すると「タマネギケーキ」
タマネギやベーコンのたくさん入った料理で、キッシュに似てます。
ちょっとタイムなんかのハーブが効いてて、ノイアーズューサーにぴったりです。
「ケーキ」って名前ですが、甘くはないです。

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ノイアーズューサーは野菜を売る店で、こうやって量り売りもやってます。

1リットル=2.6ユーロ=約360円
3リットル=7.5ユーロ=約1010円
残念ながら長期保存できないんだそうだ。。

森をお散歩|ティティゼー|ドイツ旅行

2009/10/18 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  No Comments

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2009年9月19日、ティティゼー。高原の避暑地です。森をお散歩。家が並ぶエリアが終わると森の入り口です。

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森の中に池があって、その周りをぐるっと散歩道がめぐってます。途中池のくびれたところには橋が架かってます。

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以前にもこのブログで紹介したことあるけど、Eisweiher(アイスヴァイアー)という池です。

この村の住人でなくなってから、この森と池に来るのは2回目ですが、いずれも天気がすっきりしない。
もう一度来なさい、ということだろう、と嬉しく思い込んでます。

標高858メートル|ティティゼー|ドイツ旅行

2009/10/16 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  No Comments

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標高858メートルにある高原の避暑地、ティティゼー。

そういえばこんなところにも、と秋を発見します。

大道芸人|ドイツ旅行

2009/10/15 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  No Comments

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2009年9月19日、フライブルクで。

彼の足元には、”FUNKTIONIERT MIT EURO” (ユーロで動きます)
で、その横には小さく”US$”とも書いてあります。まあお金ならよい、ってことですね。
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犬に向かってワフーって吠える真似したら、犬はほんとに怒ってました。

チャイニーズな朝食|ドイツ旅行

2009/10/14 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行, 未分類  |  No Comments

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中国国際航空の飛行機の中で、朝食に、”Western or Chinese?”と訪ねられ、中国の飛行機なんだから、

もちろん、”Chinese”と答えると、おかゆがでてきました。事前にメニューなどは配られなかったので、
どんなチャイニーズな朝食が飛行機で食べられるかと思ったら、そうきたか。
ザーサイのような漬物のようなものとピータンをのせて食べます。
色がちょっと茶色いのはアズキが混ざってるから。美味しかったですよ。

建物の細部が気にになる|ドイツ旅行

2009/10/13 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  No Comments

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建物の細部が気になります。これはフライブルクの、小さな教会のドア。それも正面の入り口ではなく、

脇の小さいほうの出入り口。ノブがかわいいです。

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石造りの建物の壁に顔。窓の周りの装飾の延長なのですが、いろんな顔がありました。魔よけ?

フライブルクのミュンスター|ドイツ旅行

2009/10/13 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  2 Comments

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2009年9月19日、フライブルクのミュンスターで。

教会の中で闇に光。自然と子供もひそひそ声。

K&U|ドイツのパン屋|ドイツ旅行

2009/10/09 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  3 Comments

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2009年9月19日。フライブルク中央駅構内のパン屋。

そういえば自分でトレイに乗せてレジにもっていくパン屋はドイツでは見かけませんでした。
このように店員にとってもらうのが普通だ。

大連の細かいピクト|ドイツ旅行

2009/10/08 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  No Comments

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飛行機の経由地であった、大連周水子国際空港にて。

エスカレーターの側面にあった注意書きです。
ピクトグラムにしては絵が細かい。

窓にゼラニウム|ドイツ旅行

2009/10/07 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  2 Comments

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2009年9月19日、フライブルクで。

建物の中に入ってひとつひとつの窓からいちいち外を眺めてみたい、
と思いました。

教会広場のマーケット|フライブルク|ドイツ旅行

2009/10/06 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  No Comments

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2009年9月19日。209段の狭い螺旋階段を登って塔の上へ。

209段って何階くらいなのかなあ、マーケットのテントや人やカフェでくつろぐ人々が小さく見えます。

フライブルク市庁舎広場|ドイツ旅行

2009/10/02 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  No Comments

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2009年8月19日、フライブルク市庁舎広場(Rathausplatz)。

昨日写真をのせたカスタニエ(Kastanie)の木が心地よい日陰を広げてました。

この広場の地図 を表示

クリ|Kastanie|ドイツ旅行

2009/10/01 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行, 未分類  |  4 Comments

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旅行中にいたるところで見つけたこのクリ、ドイツ人の友人によると

Kastanie (カスタニエ)
という名前だそうです。
ちょっと調べてみたけど、日本語ではなんていう名前かわかりませんでした。
こんなのが、油断してると枝から落ちてくるので怖いです。

ロシア上空のオリオン座|ドイツ旅行

2009/09/30 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  7 Comments

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夜間飛行の窓から、ロシア上空、オリオン座。

ドイツ総選挙|ポスター、選挙活動|ドイツ旅行

2009/09/29 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  2 Comments

これ書くのもなんだか一日遅れちゃった感じですが、今回の旅行はちょうどドイツ総選挙(9月27日)の直前で
選挙活動をちらちら見ることができました。結果はご存知のように、
キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と自由民主党(FDP)が連立を組んで与党となり、
アンゲラ・メルケル首相が2期目を続投することとなりました。

しょちゅういろんなところでいろんな候補者や政党の選挙ポスターを見ては

「へーこんなデザインか」と思ってたんですが、今撮った写真を見返してみると
意外にカメラには収めた数は少なかった。

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デュッセルドルフでみたポスター。ドイツ社会民主党(SPD)の候補者のもの。

名前の下のキャッチコピーは
Kompetent und verlässlich (有能かつ信頼のおける(直訳))

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フライブルクでみたCDUのポスター。もちろんメルケル首相を前面に出してます。

キャッチコピーは
WIR HABEN DIE KRAFT (私たちには力がある)
私たち=WIRのところに国旗がかかっていて、
「私たち」というのはCDUだけじゃなくて「ドイツ国民」ということなのでしょうね。
やはり落書きってされちゃうみたいです。落書きは何と書いてあるかは不明。。
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手回しオルガンのおじさんは選挙とは関係ないのですが、まねきサルの持ってる風船は実は

すぐ隣でキャンペーンをやっていたSPDのもの。街頭で風船を配る政党は他にもよくみかけました。
名前も思い出せないのですが、ちっちゃい政党で金色の紙でつくった王冠を配ってる政党もありました。
学芸会の衣装みたいな。かわいかったのに!写真撮ってないのが非常に悔やまれます。

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これは左翼党(Die Linke)のパレード。デモというかキャンペーンの一環ののんびりした感じの物でした。

一応周囲に警察は何人にかはいましたが。。
赤い横断幕に書いてあるのは
Bundeswehr raus aus Afganistan! (ドイツ軍はアフガニスタンから撤退を!)

選挙期間の最中にドイツにいることってなかなかないと思うので、いい経験でした。

案外軽い|ドイツ旅行

2009/09/17 // Posted in 2009年09月 ドイツ旅行  |  2 Comments

あさっての出発に向けて荷物の準備を始めました。
友人訪問が主な目的なので、持っていく荷物はおみやげがほとんどです。
リクエストされたものも含めて、今回は本がたくさんです。
12冊くらい持っていくんじゃないかなー。

スーツケースとバックパックで移動するんですが、もちろん重い荷物は

手荷物として機内持ち込みにするバックパックに入れます。
で、さっき持って行くべき米、餅、本をバックパックにつめてみました。

今回は今までで一番重いかも、15kgになるかも、と思ってましたが、

体重計を使って計ってみると11kg。そうでもなかったです。

自分がドイツに住んでたときも、もらって嬉しかったのは本でした。

みんな喜んでくれるといいなー。