「フランチェスコ」、他の言語では。

2013/03/15 // Posted in 2. 語学, その他外国語, オランダ語, ドイツ語, 英語  

高校の時の世界史の「図表」の最後の方に、「人名各国対照表」なるページがあって、

英    =   仏  =  独

マイケル = ミシェル = ミヒャエル
チャールズ= シャルル = カール

ということを僕は学びました。

このページにはたいそう驚き、わくわくした記憶があります。

ところで昨日選ばれた新しい教皇、日本の報道では教皇「フランチェスコ」ですね。

「ベネディクト」さん、「ヨハネ・パウロ」さんの時もそうだったように、
日本の報道ではイタリア語読みすることになっているんでしょうね。

ところで、では、さて。他の国々では教皇はどう呼ばれているのか。

Wikipediaやニュースサイトで調べてみました。
分かる限り、カタカナで読み方も書いてみます。

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イタリア語:Francesco 「フランチェスコ」

ドイツ語:Franziskus 「フランツィスクス」

英語:Francis 「フランシス」

オランダ語:Franciscus 「フランシスクス」

フランス語:François 「フランソワ」

スペイン語:Francisco 「フランシスコ」

ポルトガル語:Francisco

カタルーニャ語:Francesc

エスペラント語:Francisko

ルーマニア語:Francisc

中国語:方濟各 「ファン・ジー・グ」

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ドイツ語ニュースサイトで “Franziskus”「「フランツィスクス」」は目にしてたけど、

そっか、フランス語だと ”François” 「フランソワ」。
見ると納得だけど思いつかなかったなあ。

中国語はなんでも漢字にしますが、「方濟各」は字面的にも

「各方面の人びとみんなを救済します」
みたいな意訳も入ってるのかなあ。
もしそうだったら、なんともめでたい翻訳。

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Wikipedia で調べてると、デンマーク語、スウェーデン語の「教皇」のページではまだフランチェスコさんのことは記事になってませんでした。
一方、ボルトガル語、スペイン語などのページでは「現教皇はフランチェスコ」とのと記事あり。
やはりカトリック優勢の国々とそうで無い国々で “温度差” があるのなかあ。

This entry was posted on 2013/03/15 at 01:22 and is filed under 2. 語学, その他外国語, オランダ語, ドイツ語, 英語. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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