マグリットを求めて長崎へ 3

2007/04/16 // Posted in その他の旅行  

かなり時間があいたけど、長崎旅行のはなし。今日は「その3」です。
その1
その2

美術館のあとはすぐ横の「長崎水辺の森公園」に行ってみました。
美術館とまとめてデザインされたのだろうなあ、という雰囲気です。
公園1


















まだまだできたばかりの公園のようで、樹木の支えが目立ってました。
育っていく公園なのでしょう。

公園2



















「水辺」とは海の水辺です。
海辺で、こんなに広い芝生の広場って以外と珍しいのではなかろうか。


ふんすい



















ゆくゆくは「木々の間を縫う流れ」みたいになるのかなあ。

もっと森が成長したところを、今度は見てみたい、との感想をもって
次は大浦天主堂にいってみました。


もう午後5時で閉館だったのに、僕が到着したのはその15分前でした。

周りのお土産やも、もう閉店準備をはじめてました。

おおうらしょうめん


















大浦天主堂は木造です。もちろん床も木材張りで、歩くときしみます。
音の響き方も、木造の建物らしく、にやわらかかった。
歌とか楽器とか、音楽がここにあったら
この反響の仕方は活かされるんだろうなと思いました。

この天主堂はフランスの外国宣教会によって作られたということで
「フランス寺」って呼ばれてたそうです。

再び路面電車で街の方に戻ります。
長崎の路面電車の車両は古いものも新しいものもあるんだけど、
このときやってきたのは新型車両。
この電車は多分ベルリンでも同じものを見た気がする。
NEW路面電車内


















ブレブレな写真ですが、車内はこんな感じ。
柱と、車両連結部分の鎖の黄色が、
注意をちゃんと喚起しつつ、ポップでよいと思う。

出島付近をふらふら歩いてて偶然見つけた、Listというお店。
これがまたビルの2階にあって、その入りにくさゆえに入ってみたくなるんだ。
なんの店だかわからずに入ってみたら、食器と台所用品のお店でした。
大きな窓には、道を挟んですぐ向かいの出島の洋館が見えます。
室内には見てここちよい道具と、窓には木々に囲まれた洋館。
「目に入るものがこういうものばかりだからストレスは少ない」
という内容のことを店主の方がおっしゃってたのが印象に残ってます。

六角形の小さな皿を買いました。有田の磁器です。
机の上で、カフスボタン置きになってます。

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美術館、公園、天主堂、List、と偶然にも静かなところばかり
をめぐった今回の長崎旅行でした。

(今思い返してみると、そういえばマグリットの絵からは
音は感じられないですね。それが悪いというわけでは全くないし、
むしろそれを僕は好んでるんだけど、マグリットの絵には
動きも音もないですね。とまってる感じ。)

This entry was posted on 2007/04/16 at 02:03 and is filed under その他の旅行. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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