Les Frères | レ・フレール

2007/06/27 // Posted in 1. 日記, 音楽  

les freres










最近音楽をたくさん生で聞いてますが、今日はLes Frères(レ・フレール)を聞いてきました。
一台のピアノを二人で弾くスタイルのブギ・ピアノ兄弟です。
彼らのCDは随分前から聞いてて、四手ならではの音の厚みに圧倒されてました。
それに、隣同士で弾いてるとはいえ、当たり前といえば当たり前だけど、
タイミングだけでない「息」がよく合ってるんです。
ブギだからアドリブもたくさんあって、
二人の手がクロスすることもちょっしゅうだし、
弾いてる途中での左右席替え(!)とかもするのに。

わりと大きなホールでの公演だったので、ピアノは生音ではなく、
スピーカーを通しての音でした。彼らは大きな音が出せるようだから
生音でのコンサートかなと期待してたんですけどね。

演奏したのは”Piano Breaker”という彼らのCDに収められている曲がほどんどでした、
CDに入ってるものは全部やったはず。(多分)
でも途中でまったく即興のものをやったりもしたし、CDで聞いたことのある曲でも
アドリブが効いてたりしてました。

今日の目的のひとつは、「手の内を観察」でした。
僕もちょっとだけピアノ弾いてたことあるんですけど、CDで聞いてて、
「これはどうやって二人で分担して弾いてるんだろう」とか
「この声部は兄か弟か」
など、気になるところが結構あったんです。
手が見えるような席を期待してたんですが、残念ながら席はステージに向かって左より。
あーあと思ってたんですが、演奏が始まってみると正面(背景)のスクリーン
に手が写ってる!しかも横からだけではなく、上からのアングルでも見られました。
おかげでクロスの具合なんかもよーく観察できました。
(ただ画像の方が音より遅かったので、落ち着かなかった)
二人で分担してると思ってたメロディーが実は一人で演奏されてたり、
あ、ここは二人で同じ動きなんだね、などなど、興味津々でした。

これは以前東京でスティールパンによるラテン・ジャズを聴いたときにも同じ感想を持ったんですが、
演奏してる人が一番楽しそうな音楽っていいです。
そういう空気も聞けるのが生のいいところですね。

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お辞儀して頭を上げるタイミングまで同じなのはびっくりでした。


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This entry was posted on 2007/06/27 at 00:22 and is filed under 1. 日記, 音楽. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

Comments (2)

  • はかしぇ より:
    おお、生で見てみたいですねー。
    空気を聞けたKenちゃんがうらやましぃ。
  • Ken より:
    前のほうの席だったので、二人の表情もしっかり見えましたよ。
    ホントに楽しそうに演奏してて、なんかうらやましかったです。
    なかなかチケットは手に入れにくいみたいですが、
    お勧めです。

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